身体障害を武器化する格闘技の戦い方

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身体障害を格闘技に活かす

僕は、左手に重度の分娩麻痺があるのですが、この身体障害を格闘技に活かしました。

例えば、フルコンタクト空手の組手では、左手で大振りをして対戦相手が怯んだ

ところを身体障害のない右手で正拳突きを打って、ダメージを与えます。

他にも対戦相手の右上段回し蹴りを右手で持った左手でガードします。

もっと言いますと、左手は、身体障害の影響で正拳突きを打つ時に変則的な軌道になるので

初めて組手をする対戦相手は、上手く対応できませんでした。

どうしても左手の力は、弱いので対戦相手にダメージを与える事は、できなかった

のですが、フェイント、かく乱、ペースを握らせないという意味では、十分に通用しました。

身体障害がある左手の筋力トレーニングをする

どうしても、身体障害があると筋力が弱いので少しでも強くするために

筋力トレーニングを行いました。

腕立て伏せ、腹筋ローラー、鉄アレイ等の筋力トレーニングは、ほぼ毎日行いました。

すぐには、効果が出なかったのですが徐々に左腕が太くなっていきました。

それと、、左手を最大まで強くするためにマシントレーニングも積極的に行いました。

ただ、このマシントレーニングは、かなりキツくて限界を超えて行なっていました。

今でもはっきりと覚えていますのは、左手に力こぶができて

筋力トレーニングの結果を表しているようでした。

左手に刺激を与え続ける

筋力トレーニング以外にもストレッチやマッサージをして

左手に刺激を与え続けました。

僕自身、左手の神経を刺激するようなマッサージをしたので神経の回復に大きな

効果があったのだと思います。

やはり、身体障害がある左手は、神経を刺激するのに限ります。

何故かと言いますと、神経が回復しないと何も始まらないからです。

だからこそ、左手の神経を回復させるためにマッサージが必要だという事です。

僕の感覚ですが、神経の回復に関しては、マッサージが効果的でした。

左手の耐久力を考慮する

身体障害がある左手は、右手に比べて耐久力が低い傾向があります。

つまり、無理をしすぎると左手が壊れてしまいます。

ですので、常に左手の耐久力を考慮する必要があります。

カルシウムを積極的に摂取する

僕自身、少しでも左手の耐久力を高めるためにカルシウムサプリメントを

積極的に摂取していました。

それと、お薦めなのは、日本製のカルシウムサプリメントを摂取する事です。

理由は、日本製のサプリメントは、値段が安価で質が良いからです。

それと、カルシウムサプリメントは、毎日摂取した方が良いです。

日本人は、1日のカルシウムの摂取量が少ない傾向があるので、カルシウムサプリメントは、必要です。

怪我をしたら無理をしない

身体障害がある左手は、右手よりも耐久力が低いので怪我をしたら

無理をしませんでした。

何故なら、無理をして左手が完全に壊れてしまうと、選手生命が絶たれてしまうからです。

当時、僕は、スポーツクラブで筋力トレーニングをしていたのですが、僕の担当の

トレーナーも身体障害がある左手に負担をかけすぎないという考え方でした。

それと、この考え方は、身体障害がある全ての格闘技選手に共有できる考え方だと思います。

左手の役割を決める

身体障害がある左手を試合やスパーリングで使える場面は、限られています。

だからこそ、どの局面で使うかを固定化した方がいいです。

理由は、その方が戦いやすいからです。

僕がフルコンタクト空手で求めた役割

それは、正拳突きの一撃で対戦相手に大ダメージを与えるというよりも

正拳突きの連打で対戦相手に反撃の隙を与えないという役割です。

理由は、僕の左手は、内側の動きが右手に比べて速いので正拳突きを内側寄りに

打つと真価を発揮します。

ですので、正拳突きの連打が有効だという事です。

僕がキックボクシングで求めた役割

キックボクシングのスパーリングでは、ボクシンググローブを付けていますので

フルコンタクト空手のような連打が打てません。

ですから、左手をフェイントに使うと固定して戦っていました。

正直言いますと、左手のボクシンググローブがブカブカで威力のある

パンチを打てませんでした。

ですので、フェイントに固定したという事です。

ガードは、ボディーだけ

左手は、分娩麻痺の影響で肩の高さまでしか上がらないので、ガードは、ボディーだけに固定しました。

それから、ガードの仕方は、対戦相手の攻撃に瞬時に合わせるというよりも

左手でボディーの急所を覆い隠すというガード方法です。

それは、身体障害がある左手は、瞬間的な動きに対応できないからです。

身体障害がある場合の戦い方

ここで、左手に身体障害がある僕から見た戦い方について具体例を挙げます。

テコンドーを始めればいいと思います。

何故かと言いますと、テコンドーは、足主体の格闘技だからです。

つまり、手が使えなくても足技でカバーできるからです。

足に身体障害があるならレスリングは、有り

逆に足に身体障害があるならレスリングを始めればいいと思います。

実際にレスリング選手で片足が無くても結果を残したレスリング選手がいるからです。

もっと言いますと、両足が無くてレスリング選手として好成績を残したレスリング選手もいます。

この事から分かるのは、重度身体障害があっても格闘技によっては、パフォーマンスを発揮できるという事です。

この人達も私と同様に身体障害を足枷としてではなくて、武器化したという事です。

肘から先が無いプロ格闘技選手について

ジェイク・ピーコックという右腕の肘から先が無いプロキックボクサーは

身体障害がある部分を武器化する事に成功しています。

ピーコックは、右腕が無い分足技を極めていて足技のテクニックと攻撃力は

世界トップクラスです。

僕も片腕に身体障害があるからこそ分かるのですが、ピーコックは、奇跡の塊です。

それだけ隻腕でプロキックボクサーとして活動できているのは、凄まじいです。

ピーコックは、身体障害を武器化したウォーリアーだと言えると思います。

徹底的にトレーニングをする

身体障害者が格闘技選手として活動するのは、心身共に超ハードです。

それでも、身体障害に負けずに徹底的にトレーニングをする事によって

格闘技選手として進化できるのは、間違いないです。

だからこそ、徹底的に身体障害がある部位を鍛える必要があります。

自主トレーニングに集中する

身体障害がある部位を強化するには、自主トレーニングを積極的に行います。

僕の場合は、左手のハンドスピードを高めるために左手のみのシャドーボクシングをしていました。

これによって、左手のハンドスピードとコントロール力が上がりました。

他にもイメージトレーニングをしながらフルコンタクト空手の型を実践したりしました。

そして、この自主トレーニングは、格闘技選手を引退するまでほぼ休まずに続けました。

だからこそ、身体障害がある左手を格闘技の組手やスパーリングで使えたという事です。

まずは、格闘技を始めよう

身体障害がある人は、身体障害を武器化するなんて考えられないかもしれません。

ですが、大事な事は、とにかく好きな格闘技を始める事です。

そして、壁にぶつかったら試行錯誤をして自分自身の完成形を目指せばいいだけです。

格闘技が好きなら、身体障害があっても格闘技のトレーニングは、とても楽しいです。

重度な身体障害があっても、継続すれば、強くなれます。

それこそが、身体障害を武器化して格闘技をする事だと思います。

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