重複障害と統合失調症で絶望した僕を救ったメンターとの出会い

自伝・人生経験

僕とメンターとの出会い

僕は、絶望していました。

元々左手に重度分娩麻痺がある上に統合失調症を罹患してしまったからです。

これは、完全に人生が詰んでいると思いました。

どうしよう。

もう人生をリタイアしてしまおうかと思ってました。

何故かと言いますと、重度の身体障害があるだけでも人生の選択肢の少なさと疲れやすさがあるのに

統合失調症まで発症したら一生精神安定剤を飲まないといけない上に精神障害の症状も辛すぎるからです。

当時は、自室で毎日泥のように眠って昼夜逆転の生活で何もする事ができませんでした。

生きているのが辛いだけです。

そんな僕に追い打ちをかけたのは、統合失調症による味覚障害です。

何を食べても美味しくないのです。

僕自身、身体障害があるから人生の楽しみが少ない分食事は、人生の楽しみです。

その楽しみが精神障害の影響で消えてしまいました。

生きているので辛い、精一杯という日々でした。

スポーツクラブでメンターに出会った

何とか人生を好転させようと思ってフルコンタクト空手を始めたのですが、通用しませんでした。

そんな時にフィジカルを鍛えるためにスポーツクラブに入会しました。

そこで筋力トレーニングの担当をしてくれたトレーナーが僕のメンターです。

初めて会った印象は、とてもにこやかで礼儀正しい人だと思いました。

まさか、この出会いが僕の人生を大きく変えてくれるとは、思いませんでした。

メンターはとても正義感が強くて真っ直ぐな人でした。

どんな時も全力で僕のためにアドバイスをしてくれました。

僕は、本気で僕を信じてくれるメンターに心が熱くなっていきました。

僕がンターに頼んだ事

メンターに叱咤激励を受けて日々成長を感じていたある日、僕は、言いました。

僕は、プロ格闘技選手になりたいので協力して下さい。

メンターは、一瞬険しい顔をしてプロ格闘技選手になるのは、厳しいトレーニングが必要ですよと言いました。

僕は、お願いしますとメンターの目をしっかり見て言いました。

メンターは、分かりました。明日からプロ格闘技選手になるためのウェイトトレーニングを始めましょうと言ってくれました。

そして、僕は、メンターに徹底的にしごかれました。

僕が弱音を吐くとよく言ったメンターの口癖は、そんな事を言っているとプロには、なれませんよ、でした。

僕は、その度に諦めません、絶対にプロになりますと言いました。

メンターが課す筋力トレーニングは、極限だった。

メンターが課す筋力トレーニングは、インターバル無しで完遂するのに早くても3時間かかりました。

今でも思うのは、僕はよくこの筋力トレーニングに耐えられたなという事です。

トレーニングメニューは、ウェイトトレーニングが30種目以上、拳立て伏せ、腹筋、背筋、ジャンピングスクワットの

後にランニングマシン1時間以内10kmを走ってその後にフルコンタクト空手の自主稽古1時間をほぼ毎日行いました。

疲労感は、常にマックスでした。

メンターが唯一教えてくれなかった事

それは、どんなに努力をしてもプロ格闘技選手として成功しない人は、大勢いるという事です。

メンターは、絶対に努力をすればプロ格闘技選手になれるという事しか言わなかったです。

当時の僕は、メンターの言う事を信じきっていたのでメンターが話す事が本当かどうか調べませんでした。

ですので、僕が努力をしてもプロ格闘技選手として成功しない人が大勢いると知ったのは、ずっと後です。

それでもメンターを信じて良かった

今振り返ってみるとメンターは、あえて僕に対して努力すればプロ格闘技選手になれると言ってくれたのだと思います。

僕は、プロ格闘技選手になれなかったのですが、メンターを信じて良かったです。

メンターには、自分自身を信じる心を育ててもらいました。

この心境の変化がメンターが僕に与えてくれた希望です。

僕は、この希望のおかげでその後自分を信じて努力をして前向きに生きられるようになりました。

メンターには、心の底から感謝しています。

メンターがストイックで良かった

メンターは、自分に対してもかなりストイックでした。

例えばメンターは、自分の仕事に対してとても真面目で積極的に取り組んでいました。

仕事中に人からトレーニングの方法を聞かれたら笑顔で答えていました。

その上、自由時間があればアスレチックジムでトレーニングをしていました。

それと、メンターから直接聞いたのですがメンターは、仕事をかけ持ちしていると言っていました。

それを聞いた僕は、とてもバイタリティのある人だなと思いました。

メンターと出会った時に僕は、20歳なのでメンターのストイックさに影響されました。

メンターがストイックな人で本当に良かったです。

1人では、乗り越えられなかった壁

メンターの課す筋力トレーニングを1人では、完遂できなかったと思います。

僕には、壁がありました。

それは、重複障害がある肉体と精神を究極的に進化させる前に立ちはだかる壁です。

筋力トレーニングを始めてすぐには、フィジカルは、なかなか上昇しませんでした。

そんな時にメンターは、真剣に筋力トレーニングに取り組めば心身共に強くなりますと励ましてくれました。

どんなに疲れていてもメンターの言葉で体中にエネルギーが満ち溢れました。

ほぼ毎日休まずに筋力トレーニングをしていく過程で壁が徐々に壊れていきました。

そして、3年半後に壁を壊す事ができました。

体脂肪率が11%になった

メンターが課す筋力トレーニングを続けた結果、体脂肪率が11%になりました。

例えるならレスリング選手のような肉体です。

僕が自分の体の筋肉が発達して絞り込まれた事を自覚したのは

母親が僕の上半身を見て本気で驚いた事です。母親がどうしたのその体は、と言ってきました。

ですので、僕は、ほぼ毎日スポーツクラブで筋力トレーニングをしたからだと答えました。

当時、僕は作業所に通っていたのですが作業所でも周囲から筋肉が

凄いと言われていました。

ちょっと勿体なかったのは、当時の僕は、自分の肉体の完成度の高さに気付いてなかった事です。

体脂肪率が低い事でエネルギーの塊だった

体脂肪率が低い事によって、フルコンタクト空手の稽古をしてもほとんど疲れませんでした。

それは、体脂肪率が低い事によって、エネルギーの代謝が良かったからです。

もっと言いますと、体脂肪率が低い体を維持するために食事にも拘っていました。

低カロリーで栄養価が高い食べ物しか食べずにジュースもトレーニング後にしか飲みませんでした。

そして、この食事法は、メンターが考えてくれた食事法です。

メンターがこの食事法を続ければ必ずフルコンタクト空手家としてのパフォーマンスが上がります

と言ってくれたからこそ、続ける事ができました。

メンターが僕に足りないと言った事

それは、精神力が足りないと言ってくれました。

プロ格闘技選手になるためには、精神力が必要ですとよく言われました。

メンターは、僕の精神力が強くなるように導いてくれました。

だからこそ、僕にオーバーワークの筋力トレーニングを課してくれたんだと思います。

メンターの教えを胸に生きる

僕は、メンターと出会わなったらここまでプロ格闘技選手になるために頑張れなかったでしょう。

自分自身を信じて努力をする事もできなかったでしょう。

メンターには、感謝しかありません。

メンターの教えを胸に僕は、精一杯生きようと思います。

僕にとって、メンターとの出会いは、奇跡です。

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